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笹倉鉄平ちいさな絵画館からのお知らせ
2016.05.07
乗物が“名脇役”な作品展 開催に寄せて
笹倉鉄平より、以下ごあいさつが届いております。
ヨーロッパの風景を多く描いている中で、
人の暮らしと共にある乗り物の姿が、味のある脇役として
画面に登場致しますのは・・・ごく自然なことなのかもしれません。
自転車や電車、ヨットに船に、飛行機、果ては遊園地の遊具乗物、等まで。
移動手段としてのみならず、乗れば何となくワクワクと気持ちは高揚し、
"乗る"こと自体への楽しみ、到着地への希望や憧憬、次の目的や夢へ、と・・・
人々の様々な想いを運ぶところに、ドラマやロマンを感じながら描いております。
移動距離や時間、速度には、それぞれ大小長短ありますが、
普段居る場所を離れることは、気分転換にもなり得るはずです。
絵の中でとはいえ、描かれた色々な乗り物に乗った気分で、
どうか、空想の小さな旅を、ひと時楽しんで頂けますよう―――
本日はご来館、誠にありがとうございます。
画家・笹倉鉄平
All of Works (C)TEPPEI SASAKURA / ART TERRACE
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