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笹倉鉄平ちいさな絵画館からのお知らせ
2017.08.17
色々な「画材」の絵 開催に寄せて
笹倉鉄平より、以下ごあいさつが届いております。
現在は、油彩で作品を描くことが多いのですが・・・
それは、絵の具の色数・種類が最も多く、描写の方法も幅が広いからです。
ただ、表現したい絵のイメージによっては、他の画材を用いることもあります。
水彩絵具やアクリル絵具での淡彩は、その透明感を活かして軽快な雰囲気が出せます。
パステルやクレパスは、細かい描写には向いていませんが、
特有のグラデーションやボケ味で、柔らかな風合を創り出します。
色鉛筆は、下描きに使用したり、
描線を重ねることで、画面に独特の味わいを生みます。
そして、コンテや木炭は、修正をしやすい為デッサンに最適です。
今回は作品のテーマからではなく、あえて画材という視点から展示品を選びました。
なぜ、各作品にそれぞれその画材が用いられたのか・・・
絵のイメージから想像しつつご鑑賞頂くのも、面白いかもしれません。
* * *
皆様のご愛顧に支えて頂き、「ちいさな絵画館」は、今春で10周年を迎えました。
ご来館頂きました全ての皆様に、改めまして厚く感謝申し上げます。
限られたスペースと作品数ではございますが、
今後も、安らぎや温かさを感じて頂けるような創作と展示を目指して参りたいと思います。
本日は、当館に足をお運び頂きまして、ありがとうございます。
画家・笹倉鉄平
All of Works (C)TEPPEI SASAKURA / ART TERRACE
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