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笹倉鉄平 作品紹介

こもれび 〜大切な景色は消えない〜
〜The Play of Sunlight through the Trees〜




イングランド北部を巡っていた時。
かつての製材所で利用されていた水車があると聞いて、カルドベックという、
小さな村へと立ち寄った。

その水車小屋を訪ねて窓から外を眺めてみると、眼下にキラキラと太陽の光を反射する渓流が目に入った。
その清々しい様子に、思わず川岸へと降りてみる。

「あ、この木洩れ日の感じ・・・」
水際に立った瞬間、遠い夏の日がよみがえった。

少年時代を過ごした家のすぐ近くに、流れていた小川。
夏休みには、水かけっこをしたり、石をひっくり返しては沢ガニや小魚を捕ったり…と、夢中で遊んだものだ。
木洩れ日がゆらめく中、木々の間から覗く夏空を見上げれば、笑い声が高く高く吸い込まれてゆく。

――そんな光景が目の前の風景と似ていた為、重なって感じてしまったようだ。

*       *       *

後年になって、故郷の小川は大雨で決壊してしまい、護岸工事による整備が成された。
今はコンクリート製の川岸に守られた安心な姿となり、周囲の景色も一変した。

以前の風景を恋しくも思うが・・・
大切にしたい景色や思い出は、こんな風に人の心の中で、
決して消えることなくずっとずっと生き続けてゆくに違いない。


笹倉鉄平




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